地方都市は、どこへ行ってもパチンコ屋ばかりである。テレビコマーシャルでも朝から晩までパチンコの宣伝をやっている。「7のつく日は○○の日」とかいうコマーシャルを聞くと、最近では心底うんざりする。パチンコをやる人々は街中に雨後のタケノコの如く林立する巨大な店舗を見て、あれは我々の大半があそこで大損しているためだ、ということに気がつかないものなのであろうか?不思議である。
一方で、最近の地方自治体は地域経済の活性化のため涙ぐましい努力をしているが、そのほとんどが失敗しているといって差し支えない。相も変わらぬお祭りイベントと、民間レベルでせせこましく活動する団体への助成金で、地域経済が活性化するというおめでたい発想はいい加減やめるべきだ。日本の場合、地域経済なんか公共事業と農業補助金が削減されれば衰退するのは当然のことで、こういう社会全体のあたり前の流れに反して、行政が税金と人員を投入して地域経済の活性化を図るのは骨折り損以外のなにものでもない。私の支払った税金がそんな無駄なことに使われるのは真平御免である。
思うに、今の地方自治体として為すべきことは、金の流れを呼び込むことではなく、今現在の金の流れをある程度コントロールすることである。幸い(?)にして田舎にはパチンコ屋という、街一番の金持ちがいる。パチンコ屋に課税して財政の足腰を強化し、衰退する地方に暮らしている人々が少しでも暮らしやすくなるよう、教育と福祉という「まっとうな行政の仕事」にもっと資金を投入すべきではあるまいか。

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