2008年6月27日金曜日

タバコが千円?

タバコが一箱千円になるかもしれない、というニュースを見た。こういうことを主張する人々は一体誰の利益を考えているのであろうか?人々の健康のため、社会全体の利益のため、という答えであるならば、私からの回答は次のとおりである。

余計なお世話だ。

社会とは、他人の純粋な善意で成り立っているのではなく、多くの人々の無数の個人的利益の追求のバランスの上に成り立っているのである。純粋の善意は、それがどんなに批判の余地のないものであっても人々に利益よりも害悪を与える。そういう連中を信じるくらいなら、既得権を守るため賄賂をばら撒く因循姑息な利権団体の方がまだ信用できる。

彼らはほんの少しでも考えたことがあるのであろうか?生活保護を受けている喫煙者にとって、タバコ一箱が千円になれば数少ない楽しみが奪われることを。精神科に入院している喫煙者にとって、喫煙できなくなれば病状が悪化する場合があることを。

タバコ一箱千円は日々の暮らしに何の不平不満もない金持ちの理屈である。彼らの視点から貧者弱者が抜け落ちていることは明らかであり、きっとそういう主張をする連中は、この世には生活保護制度や精神科病棟というものがあることを知らないのであろう。

人々よりも裕福な生活を送り、人々よりも大きな社会的影響力を持つ者は、自分自身の利益のみ追求していればよろしい。暇を持て余して善意を語るなかれ。

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